2005年MLB 実況後記

2005/08/26 KCロイヤルズ VS BOSレッドソックス


エースのカート・シリング投手(レッドソックス)が、123日ぶりに先発した試合を、スポーツジャーナリストの出村義和さんとのコンビでお伝えした。

昨年メジャー最多の21勝をあげたシリング投手だが、昨年のポストシーズンに痛めた足首が完治せず、開幕は故障者リスト(DL)で迎えた。
4月に3試合(1勝2敗)に登板したが、痛みが再発して再び4月29日にDL入り。
その後、7月14日にDLから復帰してからは、クローザーとしてマウンドに上がって肩を作ってきた。(21試合登板、4勝3敗9セーブ)

今季4試合目の先発となったこの日は、5イニングを9安打、5三振、2死四球、6失点という内容で、4点のリードを許し83球でマウンドを降りた。

コメンテーターの出村さんは、シリング投手の出来を“悪くなかった”と試合後に表現した。
スタッツだけをみると打たれた印象だが、ポストシーズンでのゆるぎない実績があるカート・シリングがローテーションに戻ってきたきたことが、レッドソックスにとって何より大きい収穫だったと。
最後のイニングとなった5回裏には、ワンアウト2塁のピンチをつくったが、マーク・ティーエンとアンヘル・ベローアを連続三振で切り抜けたところも高く評価していた。

試合は、結局シリング投手から序盤に6点を奪ったロイヤルズが7対4で逃げ切って勝利。
ロイヤルズは先発のホセ・リマ投手が5回0/3を5安打、3失点という内容で試合を作ると、その後は中継ぎ4人の継投策で4回を1失点に抑えた。 
ロイヤルズにとって、97年以来となるレッドソックス戦のシリーズ勝ち越し。
リマ投手にとっては、ちょうど1ヶ月ぶりのうれしい白星となった。(7/25シカゴ戦)

ロイヤルズは今季MLBワースト記録の19連敗という長いトンネルを抜けてからは、5戦4勝と調子を上げてきている。
しかも、プレーオフを争うオークランドとレッドソックスから4勝している。
明日からは敵地で、今季一度スイープしているヤンキースとの3連戦を戦う。
もうプレーオフ出場は絶望的なロイヤルズの大物食いが、これからのペナントレースを盛り上げてきそうである。

敗れたレッドソックスは、今日の試合でロード10連戦を終了。(5勝5敗)
ロードに出るまで(8/15)4.5ゲームあったヤンキースとの差は、今日で2.5ゲームに縮まった。
明日からは勝率がいいホームに戻って、9月8日までの14日間で13試合の日程をこなす。

私も明日から、MLBを一旦お休みして、アジアで初めて開催されるボートの世界選手権のお仕事で岐阜県の長良川に行ってきます。
古くから対抗戦が行われているヨーロッパの伝統スポーツを、しっかりと取材してきたいと思います。

次は9月7日午前11時開始の、ドジャース@ジャイアンツを菊田さんと担当します。
そして、その後は現地シカゴから実況生中継で出村さんとエンゼルス@ホワイトソックスをお伝えします。
お楽しみに。

Until then, take care guys !
Seee Ya !!!!