2005年MLB 実況後記

2005/08/15 ATLブレーブス VS AZダイヤモンドバックス


3戦シリーズ、1勝1敗で迎えたラバーマッチを、牛込唯浩さんとのコンビでお伝えした。

今日は久しぶりにブレーブスの中継を担当したが、この試合でも、今年メジャーデビューを果たしたばかりのルーキー達が大活躍した。

今日のヒーローは、ジェフ・フランコーア選手(21歳)。
7月7日にデビューしたばかりのルーキーが、3回裏に今季9号となる3ランホームランを放ち、4回裏にも、押し出しのデッドボールでさらに1打点を追加し、合計4打点の活躍。 
守備でも、ホームで2度ランナーを捕殺して強肩を披露した。

そのほかにも、ライアン・ランガーハンズ外野手が2打点。
ブライアン・マッキャン捕手が1打点、途中出場のケリー・ジョンソン外野手も1打点をあげ、ルーキー達だけで7得点を挙げる活躍をみせた。

結局試合は、3回のジェフ・フランコーアとライアン・ランガーハンズのルーキー連続ホームランを含む、7安打7得点のビックイニングを作ったブレーブスが、13対8でダイヤモンドバックスに快勝した。

ブレーブスは今季登録選手25人のうち、10人がルーキーというメンバー構成で戦っている。
2位と5ゲーム差をつけて地区首位を快走しているチームとは思えないような若いメンバー構成である。

それでも、このまま順調に行けば、ブレーブスが14年連続となる地区優勝をするのは間違いなさそうだ。

気が早いが、問題はチームがプレーオフに進んでからである。
経験の少ないルーキー達が、プレーオフのプレッシャーの中で本来の力を発揮できるかだろう。

ベテランのジョン・スモルツ投手が先日このようなコメントを残していた。

”過去に常識をしらないルーキー達が、クラブハウスで目障りな行動をとって集中を乱されたことが多々あったけど、今年のルーキー達はみんなゲームをリスペクトしているようだ。
精神的にもメジャーの準備が出来ている選手だけを組織が選んで昇格させているんだろうね。
今年のルーキーは一緒に戦っていて、本当に頼りになる奴ばかりだよ。”

ベテランと若手がクラブハウスでうまく融合して、お互いを高めあっていることを感じさせるコメントである。

13年連続でプレーオフに出場しているブレーブスだが、世界一になったのは95年の1度だけ。
10年ぶりの世界一へ向けて、チームは着実に成長しているようだ。