2005年MLB 実況後記

2005/08/08 PHIフィリーズ VS MILブリュワーズ


ブリュワーズ大家友和投手の今季19試合目の先発試合を、ベースボールライター上田龍さんとのコンビでお伝えした。

12年ぶりの勝ち越しシーズンを目指すブリュワーズ(55勝56敗)と、ワイルドカード争いで首位と1.5ゲーム差のフィリーズとの対戦。 

今日の大家投手は、今季一番ともいえるピッチングを見せた。
8回を無四球、4安打、無失点、今季最高の9奪三振の力投。 

大家は3回表にリッキー・ウィークスが稼いだ2打点をしっかり守り、最後9回はクローザーのデリック・ターンボーが今季24セーブ目をあげ、ブリュワーズが2対0で完封勝利を収めた。

6回先頭のパディーヤ投手にヒットを許すまで、12者連続で好調フィリーズ打線を凡退させるなど、この日の大家は変化球が切れ、バットの芯で球を捕らえられることがほとんど無かった。
唯一、ヒヤッとしたのは6回裏のチェース・アトリーの打席。
入れば同点2ランとなる大きなあたりだったが、クラーク中堅手がフェンスのわずか手前でキャッチして難を逃れた。

大家はこれで今季7勝目(6敗)をあげて、ブリュワーズに移籍してからの戦績も3勝3敗とした。
今シーズンは日本人投手にとって不運な年となっているが、大家投手は地味ながらも一番安定したパフォーマンスを見せている。
まだ29歳の大家は、今後もメジャーでまだまだ数字を伸ばしそうな雰囲気だ。

今日の勝利で、シリーズを勝ち越し、ロード6連戦を4勝2敗で終了したブリュワーズは、勝率5割に復帰した。(56勝56敗)
このあとブリュワーズは、当分ホームゲームがつづくので、いよいよ12年ぶりの勝ち越しシーズンの可能性も高まってきたようだ。
ワイルドカードの可能性も無いわけではない。

明日からブリュワーズは、ホームに戻って強敵カージナルスとの3連戦を戦う。