2005年MLB 実況後記

2005/07/31 LAドジャース VS STLカージナルス


カージナルスは本当に強い。

今日も、レジー・サンダース、ハビエール・モリーナ、ラリー・ウォーカー、スコット・ローレンのレギュラーメンバー4人をスタメンから欠いていたのに、控えメンバーがしっかり穴を埋めて9対4の大差でドジャースを破った。

試合中のインタビューで、応急処置的な補強を今後カージナルスは行うのか?
と質問されたラルーサ監督が ”いや、考えていない。
控えメンバーの活躍に十分満足しているよ。”と余裕一杯に語ったことが、今のチーム状態を如実に物語っていた。

今日も代わりに出場した控えメンバーの、ジョン・メイブリー、エイブラハム・ヌネス、ジョン・ロドリゲス、マイク・マホーニーが合わせて、15打数6安打3打点の活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。

だが、今日の試合のMVPは間違いなく、デービット・エクスタイン選手だ。
5対4、カージナルス1点リードで迎えた6回表、ドジャース2番手のジョバンニ・カラーラ投手から一気にドジャースを突き放す3ランホームラン(今季3号)を放った。
メジャー通算2599打席で20本しかホームランを打っていない小兵の一発に戦意を失ってしまったのか、その後、ドジャース打線は沈黙してしまった。

そんな価値ある一発を放ったデービット・エクスタイン選手に、最近朗報が舞い込んできたそうだ。
腎臓病に苦しむ、父のホワイティーさんに移植できる腎臓ドナーが現れたのだという。
2年以上待っていた末にようやくみつかったのだそうだ。
もともとエクスタインの家系は腎臓が弱く、デービットの兄弟3人はすでに腎移植手術を受けているという。
デービットは今は健康なメジャーリーガーだが、将来はどうなるか分からないという不安を抱えもって毎日プレーを続けている。
常に全力プレーで、あきらめないハートにどれだけのファンが勇気をもらったかは計り知れない。

父ホワイティーさんの移植手術は、フロリダ州、オーランドの病院で8月19日に予定されている。
手術が無事終わることを願う。