2005年MLB 実況後記

2005/07/30 CHIカブス VS AZダイヤモンドバックス


暑さが比較的和らいだ(28℃)リグリーフィールドでのデーゲームを、ペースボールライターの上田龍さんとのコンビでお伝えした

3対2、1点ビハインドを追いかけるカブス9回裏の攻撃が始まると、ベーカー監督にこの日は休養をもらっていたアラミス・ラミレスがバッティンググローブを装着し、いつでも打席に立てる準備をアピールしていた。

9回裏、この回からマウンドに上がったクローザーのブルーニー投手から先頭バッターのトッド・ウォーカーが四球を選んで出塁すると、ルーキーのマット・マートンが犠牲バントで送り、ランナーをセカンドに進めた。
続いてホセ・マシアスも四球を選んで、ワンアウト1,2塁とチャンスを広げると、代打のマイケル・バレットが三遊間をしぶとく抜いていく同点タイムリーを放った。

なおも、ワンアウト1,2塁のサヨナラのチャンスに、ベーカー監督はアラミス・ラミレスをバッターボックスに送った。
この瞬間をしっかりイメージしていたラミレスは、監督の期待にこたえるレフト前ヒットを放つと、セカンドからマシアスがホームインして、カブスが4対3の逆転サヨナラ勝利をあげた。

ラミレスは、試合後にテレビのヒーローインタビューで、”せっかく、マーク・プライアーが好投したのに、負けをつけてしまうのが気の毒に思っていたんだ。 あの場面ではしっかりつなごうと思ったら、うまく打球が抜けてくれた。 まだまだ勝負はこれから、俺達はあきらめないぜ”カブスのチーム状態は上向いている。

今年のトレード市場は全体的に落ち着いてはいるが、あと3日にせまった期限、まだ何が起こるかわからない。
長く戦列を離れているノーマー・ガルシアパーラ遊撃手も、スコット・ウィリアムソン投手も手術が必要無いと判断されたケリー・ウッド投手も、マイナーでのリハビリ試合に出場しており、来週中の戦列復帰が予定されている。

カブスの地区優勝の可能性は厳しいが、ワイルドカード争いでは現在首位と3ゲーム差の5位につけている。 
ワイルドカード争いの上位は東地区のチームが集中しているので、星を潰しあうことが予想され、ゲーム差は無いに等しい。

”シーズンでで一番興奮する季節がいよいよやってきた”と語ったのはベーカー監督。
明日も、Dバックスと第3戦を戦う。