2005年MLB 実況後記

2005/07/20 TROブルージェイズ VS SEAマリナーズ


試合前にインターネットでトロントの新聞記事に目を通していると、スポーツ面に”コリー・コスキー3塁手の復帰間近”という見出しが大きく載っていた。
記事によると、右手親指の骨折で2ヶ月間戦列を離れていたコリー・コスキーが、今週の月曜日からマイナーの試合に出場し、もうすぐメジャーに復帰できる予定だという。

コスキーがサードにスタメン復帰するとなると、代わりに誰かがベンチに下がることになる。
その有力候補は、現在深刻な不振に陥っている元新人王のエリック・ヒンスキー1塁手ではないかと憶測で報じていた。

たしかに、ヒンスキーは打率が良くない。(2割4分)
6月1日以降の打率が1割5分8厘で、三振数もチームトップの83と長いスランプから抜け出せないでいる。
現在、サードで出場しているヒレンブラント選手は好調を維持しているので、ベンチには下げられない。(2割9分7厘、10本塁打、45打点)
コスキーの故障者リスト入りで昇格した、ルーキー指名打者のアーロン・ヒルも今季の新人王争いに名前が浮上するほどの活躍をみせている。
ヒンスキーの名前がベンチ降格に浮上してくるのは致し方ない。 

しかし、この報道を見て発奮したのか、エリック・ヒンスキーは4打数2安打、2ホーマー(8号、9号)、4打点の活躍でブルージェイスの勝利に大きく貢献した。
なんとか、今日は元新人王の面子を保てたようだが、窮地に立たされたエリック・ヒンスキーが明日以降もどんな意地を見せるのかが楽しみである。

リハビリ試合が順調に行けば、コリー・コスキーの復帰は7月26日から始まるホームのエンゼルス戦からサードで先発復帰がすることが有力視されている。
そのときにファーストは誰が守っているのか?
好調のショーン・ヒレンブラントがスタメンか?
それとも、エリック・ヒンスキーか?

メジャーの生存競争の厳しさを改めて感じた試合だった。