2005年MLB 実況後記

2005/07/15 CLEインディアンス VS CHIホワイトソックス


MLBはオールスターブレイクが終了し、今日からいよいよ後半戦。
アメリカ取材から帰ってきたばかりの上田龍さんとのコンビでホワイトソックス対インディアンスの試合をお伝えした。

試合は、初回ワンアウトの後、今日も2番セカンドでスタメン出場した井口がヒットで出塁。
今季11個目の盗塁で2塁に進むと、続く3番のフランク・トーマスのタイムリーで井口がホームに還ってきて、あっさりとホワイトソックスが1点を先制した。

結局、ホワイトソックスがこの1点を継投で守り抜き、そのまま試合も1対0で勝利した。

今日の試合は点差以上に、ホワイトソックスの余裕を感じる試合であった。
1点差ゲームでの勝敗は、チーム力を図る上で大きな指標になる。

今日対戦した両チームの”1ランゲーム”(一点差試合)の数字を比較してみると、さすがに、ジャートップの戦績で前半戦を終了したホワイトソックスは、23勝9敗であった。(58勝29敗)
対する地区3位のインディアンスは、全体では47勝42敗で勝ち越しているが1ランゲームは14勝22敗と大きく負け越してしまっている。
セーブ失敗数もインディアンスの21に対し、ホワイトソックスはわずか13であった。
この”取りこぼしの少なさ”が、同地区の他チームをよせつけない今季のホワイトソックスの強さの要因になっている。

今日も勝利した地区首位のホワイトソックスは、2位ツインズとの差をこれで10ゲームに広げた。
オールスターが始まった1933年以降、2位チームと9ゲーム差以上つけて前半戦を折り返したチームは、データ上、26チーム中24チームがそのまま優勝している。

今日の戦いぶりを見ていると、どうやら後半戦もホワイトソックスがこのまま独走してしまいそうである。