2005年MLB 実況後記

2005/07/09 FLAマーリンズ VS CHIカブス


今日は、ジェラミー・バーニッツ外野手の14号3ランや、今日メジャーに昇格したばかりのルーキー、マット・マートン外野手の2安打の活躍などで、オールスターのドントレル・ウィリス投手を攻略し、カブスが9対6で勝利した。

今季最長の8連敗中だったカブスは不振脱出を図るため、不調だったコーリー・パターソンとジェーソン・デュボイスをマイナーに降格させ、ロスターに新戦力二人を加えた。
そのうちの一人、今日がメジャーデビュー戦となったマット・マートン外野手は、メジャー初打席でウィリス投手からメジャー初ヒットをレフト前に放つと、第2打席も四球を選んで出塁し、 ジェリー・へアーストンのタイムリーでメジャー初得点を記録。
続く第3打席も、1アウト1,3塁の場面でライトにしっかり犠牲フライを放ってメジャー初打点も稼いだ。
デビュー戦で2安打、1打点、1得点の活躍でベーカー監督の期待に見事に応えた。

メジャートップとなる14勝目を目指してマウンドに上がったドントレル・ウィリス投手は、今季最短となる4回1/3でノックアウト。 被安打9、8失点という内容で1点台だった防御率(1.89)も2.39まで上昇した。(13勝4敗)

カブス先発のカルロス・ザンブラーノ投手は、7イニングを被安打6、四球6というまずまずの内容だったが、3失点に抑える粘りのクオリティーピッチングで今季6勝目(4敗)をあげた。 
最後は、クローザーのライアン・デンプスターが締めて、セーブ機会13回連続成功となる今季13セーブ目をあげた。
左肩を痛めているデリック・リー選手は今日も欠場し、これで3試合連続の欠場となった。
三冠王が期待できる数字を保っているだけに、欠場が長引かないことを祈るばかりだ。

今日のマイアミはハリケーンの影響で、時速20マイルの強風が吹き込む荒れたコンディションとなった。 
9回表には、突然の豪雨で試合は57分間の中断。
中断の間、内野が濡れないようにかぶせる大きなシートが、強風で吹き飛ばされるという珍しいシーンも目撃した。
試合が再開されるまで、グランドキーパー達がシートが風に飛ばされないよう、雨にうたれながら必死でずっとつかんでいた様子がとても気の毒だった。
たくさんの人達によって試合が支えられているという事を、改めて感じることができた試合であった。