2005年MLB 実況後記

2005/07/04 DETタイガース VS NYヤンキース


今季、攻撃で4点以上入れないと勝てなかったヤンキース(0勝27敗)が、昨年7月以来となる1対0の手に汗握る投手戦を制した。

ヤンキースの先発ワン・チェンミンは打たせてとる粘り強いピッチングで、7イニングを無失点(被安打5、四死球4)に抑え、その後はトム・ゴードン、マリアーノ・リベラのヤンキース必勝継投でゲーリー・シェフィールド外野手が稼いだ虎の子の1点を守りきった。

気の毒なのは、タイガース先発のネート・ロバートソン投手。
完投したにもかかわらず、援護に恵まれずに今季7敗目(3勝)。
9回裏の自軍の攻撃を見つめる姿がとても痛々しく映っていた。

べテランのスタープレイヤーが集うヤンキースの中で、ルーキーのワン・チェンミンとロビンソン・カノー選手の今季の活躍は、ヤンキースに新鮮な活力を与えている。
先発陣で最も安定しているワン・チェンミン投手は、今季先発した11試合のうち8試合でクオリティーピッチング(6イニング以上3失点以内)をしている。
最近2番を任されることが多くなったカノー選手は、今日も4回表に先頭打者として2塁打で出塁すると、続くシェフィールドのタイムリーで唯一のホームを踏んだ。

試合後、アレックス・ロドリゲス選手は記者団にこのように語った。
”彼らの活躍は本当に即効力がある。 まるで、オールスター選手の活躍だね。
このチームが最も必要としている若さを与えてくれている。”大層な褒め言葉だ。

そんなルーキー達の活躍で連勝したヤンキースはこれで貯金を2とした。(41勝39敗)
明日からホームに帰って、2.5ゲーム差で追いかける東地区2位のボルチモアとの2連戦を戦う。