2005年MLB 実況後記

2005/07/03 NYメッツ VS FLAマーリンズ


昨日の第1戦は、守備のミスが致命傷となりマーリンズの敗戦となったが、今日はメッツが守備のミスと怠慢なプレーで勝てたゲームを落とした。

ファーストを守れる選手はたくさんいても、正一塁手がいないのが昨年から続くメッツの懸案事項である。 今年のオフにレッドソックスからダグ・ミントケイビッチを獲得したものの、打棒が振るわず、現在は故障で戦列を離れている。

今季メッツ7人目となるファーストでの出場となった、36歳のユーティリティープレーヤーホセ・オファーマンの6回表のキャッチエラーがメッツの致命傷となった。
そのミスで、マーリンズの攻撃を続けてさせてしまったメッツは、名手マイク・キャメロンのフィールディングエラー、ホセ・レイエスの盗塁タッチミスなどのミスも重なり、この回に4失点すると、結局、7対3でマーリンズが逆転勝利を収めた。

3回裏には、この日2安打2打点のカルロス・ベルトランが、らしからぬ怠慢プレー。
ファーストの頭上に軽く上がるフライを打った後に、アウトになると思って走塁を怠ると、一塁手のデルガド選手が、その打球をわざと補給せずに3-6-3のダブルプレーにしてしまったのだ。 
試合中にテレビのインタビューで、そのプレーについて感想を問われたランドルフ監督は、”私のチームで、今後そんなプレーは二度と起こらないようにする”と 、悔しさを押し殺したコメントが印象に残った。  

3シリーズ連続で勝ち越して復調気配をみせたメッツだが、今日敗れて1勝1敗となり明日のラバーゲーム第3戦は、今季絶好調の左腕ドントレル・ウィリス投手(12-3 防御率2.03)を攻略しなければ、
シリーズ連続勝ち越しのモメンタム(勢い)を維持できない。
マーリンズとのシリーズを終えると、東地区首位のナショナルズとのロード4連戦を戦うメッツにとってどうしても維持したいモメンタムだが、とても大きなハードルが立ちはだかる。

ペナントで勝利する強いチームは、取りこぼしが少ないもの。
今季のメッツは、好不調の波が激しいようだ。
今日敗れて再びメッツは貯金が無くなり、東地区最下位に転落。
勝率もちょうど5割(40勝40敗)となった。