2005年MLB 実況後記

2005/06/22 CINレッズ VS STLカージナルス


レッズは成績不振を理由に、今朝、デーブ・マイリー監督とピッチングコーチのドン・ガレット氏の解任を突然発表した。

今季のレッズは、オフにしっかり補強も行って期待されていただけに、この時点(6/21)で首位セントルイスと18.5ゲーム差という結果では、監督交代も致し方ない。
これまで、デーブ・マイリー監督の下でベンチコーチを務めていたジェリー・ナーロン氏が、残りのシーズンを代理監督として指揮することになった。

突然の監督解任劇は、得てして一時性的なカンフル剤のような効果があるものだが、今日のレッズも、その例外ではなかった。

レッズは、首位独走中のカージナルスを相手に初回に先制し、その後逆転され2点のリードを一度許してしまうが、3回に10点を奪う猛攻をみせ、カージナルスの先発ジェーソン・マーキー投手を2回1/3でノックアウトした。
その後もカージナルスの反撃を許さず、レッズが11対4で勝利した。

メジャーでは、シーズン途中での監督解任劇はよくあることだが、オールスター戦前に、これで今季はロイヤルズに続いて、レッズが2チーム目となった。
だが、レッズは、2003年7月29日にもボブ・ブーン監督を解任しているので、シーズン途中の監督解任はこれで3シーズンで2度目。

レッズは6月2日にも、契約が残っていたクローザーのダニー・グレイブス投手を、途中解雇している。
打たれて降板したとき、大声で人種差別発言をしたファンに怒り、スタンドに向かって中指をたてて物議を醸したグレーブス投手を球団として少しも守ってやらずに、数日後に首をきってしまったのだ。
今季不振だったとはいえ、レッズで182セーブあげているチームの功労者をシーズン途中にあっさりと解雇してしまう球団のチーム運営には、大きな疑問が残る。

レッズは今日、たまたまリーグチャンピオンチームを相手に大勝したが、昨年の監督交代後に快進撃したアストロズのように、レッズが大変身するようなことは、残念ながら想像できない。

監督交代のカンフル剤が、いつまで効果を発揮するのか。。。
明日以降のレッズの戦いを、興味深くみていきたい。