2005年MLB 実況後記

2005/06/15 SEAマリナーズ VS PHIフィリーズ


イチロー選手があと一本で、メジャー史上3番目の早さでの1000本安打到達という期待のかかった試合を、太田眞一さんとのコンビでお伝えした。

この前の日曜の試合では、イチローは5打数ノーヒットに終わり、999本で足踏みしてしまったが、大きな節目となる記念すべき一本は、初回の第一打席に飛び出した。

フィリーズ先発のジョン・リーバーから放った鋭い打球は、ライトフェンスに直撃するシングルヒット。
メジャー696試合目にして、1000本の大台。
これで、メジャーでは1933年に683試合目に到達したチャック・クライン選手と1932年に686試合で到達したリロイド・ウェイナー選手に続いて、3番目の早さでの快挙達成となった。 

2000年以降から昨日までで、1000本近くヒットを打っている選手は、ミギュエル・テハダ選手(1000本)、ジョニー・デーモン選手とイチロー選手(999本)、デレク・ジーター選手(997本)、アレックス・ロドリゲス選手(990本)の5人なのだが、御存知のように、イチロー選手のメジャーデビューは2001年なので、メジャーの“超”トップスターよりも、丸1シーズン早い到達ということになる。
いやはや、超人だ。

しかし、2004年5月13日以来となる打率3割をきってしまっての(.295)ゲームとなった今日は、ヒットはこの一本だけに終わってしまった。(4打数1安打)大騒ぎをすることではないかもしれないが、イチロー選手に2割台を示す打率のスーパーが画面に表示されると、やはり、違和感があった。
イチロー選手が最も意識すると言われる、1シーズン、200安打以上というペースを考えると、現在の62試合で76本は、例年より遅れている。 量産体制に入ってペースを戻したい。

試合は、強力フィリーズ打線を8回まで3安打に抑えたギル・メッシュ投手の好投と、今日が2試合目の先発となった、控えのデーブ・ハンセン選手の駄目押しホームランなどで、3対1で、マリナーズが勝利した。 最後は、クローザーのエディー・ガダード投手が3人で締め、ア・リーグトップタイの18セーブ目を上げた。
好調のガダード投手も、これで12イニング無失点となった。

ホーム13連戦を12勝1敗と大きく勝ち越して、今日からロードトリップに出たフィリーズは敗れて、連勝を6でストップした。