2005年MLB 実況後記

2005/05/26 LAドジャース VS SFジャイアンツ


牛込唯浩さんとのコンビでお伝えした、ジャイアンツとドジャースの3連戦の第2戦。

両チームともに怪我人に苦しめられ、ここまで、勝率5割付近から抜け出せないでいる。

ジャイアンツは、マーキス・グリッソム中堅手が膝の打撲で5/20にDL入りし、チーム6人目となったが、なんといっても、主砲バリー・ボンズの不在が戦力の大きな損失となっている。
そのボンズは、オフに手術した右ひざの術後の経過も思うように回復しておらず、一昨日からやっとリハビリを再開したばかり。
一時は手術部位の感染症に悩まされて、足を切断する危険性もあったことを、ボンズは自身のホームページ上で語っているほど。
オールスター戦後に復帰できると関係者は語っているが果たして、本当に復帰できるのか心配になる。

だが、暗い話題ばかりでもない。
期待以上にボンズのいない穴を埋めているのが、昨年までユーティリティープレーヤーだったペドロ・フェリス(31歳)。
マイナー時代は3塁手だったフェリスは、開幕からボンズのいないレフトを守り、チームで最も多くの試合に今季は出場している。(44/45試合)

問題は、ボンズが帰ってきた後に、フェリスをどう扱うかだ。
現在、打点(32)、HR(8)ともにチームトップの成績を残しているフェリスを再びユーティリティーとして使うには、あまりにも惜しい。
内野なら捕手以外どこでも守れるフェリスだが、サードにはアルフォンゾ、ショートにはビスケール、ファーストにはスノーとそれぞれレギュラーがいる。
外野陣も平均年齢は高いが、ボンズ、グリッソム、アルーと一流が揃っている。
器用貧乏とは、ペドロ・フェリスのようなことを言うのだろうか。。。

今日も、レフトで先発出場したフェリスは、2本のツーランHRを打って4打点をあげ、勝利に大きく貢献した。(10対2でジャイアンツが勝利) 
ジャイアンツは今日の勝利で4連勝、ドジャースと同率3位まで浮上した。

主力が欠場しながらも、なんとか復調の兆しは見せているジャイアンツだが、さすがに、ボンズがいないラインアップはアミューズメントに欠ける。

昨年、ジャイアンツの選手が敬遠されるたびに吊るされていったチキンのマスコットも、今年は仲間が増えないので寂しそうに吊るされていた。

膝の怪我、ステロイド問題、証言による偽証罪、脱税疑惑、、、、
さまざまな問題が山積しているが、SBCパークの最大のアトラクション
バリーボンズの、一日も早い復帰を期待したい。