2005年MLB 実況後記

2005/05/19 CINレッズ VS NYメッツ


コメンテーター小島克典さんが中継終了後の帰り際に、”今日のゲームは実況後記を書くのが大変そうだね?”と予言してくれたように、これと言って興奮するシーンのなかったゲームだった。

どのプロスポーツを観戦しても、観ていて楽しく興奮する試合は必ずミスが少なく、緊張感があるものだが、今日の試合にはそれを感じなかった。
ナイトゲームの翌日のデーゲーム。
次の日がオフと言うこともあってか、選手たちは集中力を欠いていたようだ。

勝って、シリーズスイープを決めたメッツにはいくつか明るい材料があった。
ベテランのトム・グラビン投手が2試合連続となる先発勝利をあげて調子を徐々に上げてきたことと、ピアッツァ選手が今季初の4安打を記録して復活してきたこと。
そして、8番セカンドで先発出場した松井稼頭央選手が、昨日の決勝ホームランに続いて今日も2安打1打点の活躍でチームの勝利に立派に貢献した。

敗れて4連敗となったレッズは、”なるほど!” と、その結果に頷いてしまうほど集中力を欠いていた。
守備で合計4つのエラーを記録し、走塁ではスライディングさえもしない怠慢なプレー。
5回表には、デイブ・マイリー監督がダブルプレーでの判定をめぐって猛抗議し、退場処分を食らってしまう始末。
たしかに、リプレーでは監督の言う通りセーフに見えたが、当然判定は覆らない。
レッズにとっては、今日は何をやってもうまく行かない一日であった。
レッズはこれで借金12(14勝26敗)として、当分借金生活から抜け出せそうもない。

勝ったメッツは、貯金を3(22勝19敗)とした。 
休みを挟んで、メッツは明後日からヤンキース(サブウェイシリーズ)、ブレーブス(東地区1位)マーリンズ(東地区2位)という強豪とのシリーズが続く。
メッツはここで本当の実力が試されることになるだろう。

ランドルフ監督とトーリ監督の師弟対決としても注目される明後日からのサブウェイシリーズを僕も2試合(第一戦と第三戦)を担当する。

ペドロ・マルチネス投手が痛み止めのコーチゾン注射を今日注射したという情報が中継中に入ってきたので、ローテーションが狂ってくる可能性がある。
もしかすると、マルチネスの痛みがひかないと言うことになったら中4日で石井一久投手が第3戦に登板する可能性もある。(番組宣伝)

とにもかくにも、メジャーらしいピンと張り詰めた緊張感のあるゲームをお伝えできることを祈ります。