2005年MLB 実況後記

2005/05/18 ATLブレーブス VS SDパドレス


今、ナショナルリーグでもっとも勢いがあるのがパドレス。
現在5連勝中で西地区トップタイ。
対するは、13年連続で東地区を制し、今年もここまで東地区首位を走るブレーブス。

昨日の第一戦で逆転勝利を収めたパドレスの先発は、今季2回目のマウンドとなったダリル・メイ投手。
連敗を阻止したいブレーブスの先発は、今年4年ぶりに先発投手に復帰したエース、ジョン・スモルツ投手。

パドレスのメイは、5回を投げて、ラファエル・ファーカルの犠牲フライによる1点に抑えて踏ん張ったが、3番手として、8回からマウンドに上がった大塚晶則投手がアンドリュー・ジョーンズにソロホームランをゆるしてしまい2対0とリードを広げられてしまう。

ブレーブスのスモルツ投手は7回終了までパドレス打線を4安打に抑え、99年以来のシャットアウト勝ちも期待された。
しかし、 8回に先頭のカリル・グリーン選手にこの試合はじめてのダブルを許し、続く代打マーク・スウィーニーの内野ゴロの間に3塁に進まれると、ブライアン・ロバーツに犠牲フライで、唯一の失点を許す。

2対1、ブレーブスが一点リードで迎えた9回裏、コックス監督は投球数が100球を超えていたスモルツ投手をあきらめ、マウンドにクローザーのダン・コルブ投手を送った。
これがブレーブスの命取りとなった。

コルブは、先頭打者の3番ライアン・クレスコにフォアボールを許すと4番のブライアン・ジャイルズにもライト前へのヒットを許してノーアウト1、3塁。
続く5番のフィル・ネビンのショートゴロの間に、クレスコがホームに帰り同点、なおも1アウトランナー2塁。
6番のキャッチャー、ヘルナンデスもレフト前へのヒットでつないで再びワンアウトで1、3塁のチャンス。
7番のショーン・バローズを敬遠で歩かせ満塁策をとったブレーブスは、8番のカリル・グリーンにあっさりとレフト前に運ばれてサヨナラ負けを喫した。

コルブ投手はこれで今季3つ目のセーブ失敗、ブレーブスは連夜の逆転負け。
絶好調のパドレスは、6連勝、チームの強さを如実に表す1点差ゲームの勝敗をナ・リーグトップの12勝3敗とした。

スカパー!MLBのコメンタリー陣やスタッフにパドレスを今季の本命と予想する方が何人かいるが、今日のコメンテーター、菊田康彦さん(ISMメジャー担当記者)もその一人である。
僕は一人の実況者として、贔屓チームを作らないようにしているが、どうしてもパドレス戦には力が入ってしまうようだ。

今日勝利したパドレスは、ダイヤモンドバックスがアストロズに今日敗れているので、これで西地区単独首位に浮上した。
いずれにせよ、最後まで競って西地区のレースを盛り上げてほしい。