2005年MLB 実況後記

2005/05/11 ATLブレーブス VS COLロッキーズ


ボールが良く飛ぶことで知られるデンバーのクアーズフィールドでのゲーム。

標高1600メートル(1マイル)に位置するロッキーズのホームは打球の飛距離が9パーセント伸びるのだそうだ。
ヤンキースタジアム(海抜0メートル)で100メートル飛ぶ打球は、クアーズフィールドでは109メートル飛ぶ計算になるという。
要するに、ヤンキースタジアムで少し深めの外野フライは、クアーズフィールドではすべてホームランになるということ。
1999年に記録された1シーズン303本(82試合)のホームランは、今でも球場別HR数のメジャー記録となっている。

バッティングだけではない。
クアーズではピッチャーにも大きな影響を及ぼす。
空気が薄いのでボールの摩擦が減少し、変化球が変化しにくくなってしまうということ。
1995年のトム・グラヴィン(ブレーブス)を最後に、この球場では1-0のスコアでシャットアウト(完封)をした投手がいないというのも頷ける。

試合は初回の4連続タイムリーでブレーブスが一挙に6点を奪うと、最後まで主導権をブレーブスが握り9対5で勝利した。
今日は何本くらいホームランが出るのかなと試合前に期待して中継に挑んだが、珍しいことにホームランは結局一本も出なかった。。。

この日行われたメジャー全15試合のうちホームランが出なかったのはクアーズフィールドだけだったようだ。。。
試合中ずっとセンターから吹き込んでいた強い風が影響していたのかもしれない。 

野茂英雄投手が条件が厳しくピッチャーに不利なこの土地で1996年9月にノーヒットノーランを達成したことの凄さを改めて感じた。