2005年MLB 実況後記

2005/05/08 OAKアスレチックス VS NYヤンキース


久しぶりに観れたヤンキースらしいゲームであった。

今日の先発はヤンキースが通算213勝のベテラン、マイク・ムシーナ投手(36歳)。
アスレチックスは、ジョー・ブラントン投手(24歳)、今年ルーキーのブラントンにとっては、野球の聖地、ヤンキースタジアムでの初登板となった。

ブラントンは初回にゲーリー・シェフィールドにタイムリーを打たれて先制を許すと、続く2回にはティノ・マルチネスにソロホームランを許し、3回にも、アレックス・ロドリゲスに2点タイムリーを許して序盤に4失点。
ヤンキースタジアム独特の雰囲気に慣れるのに苦しんだが、徐々に本来のペースをつかむと4回から6回の3イニングはヤンキース打線をノーヒットに抑えた。 試合前の時点でアメリカンリーグ6番目に低い防御率
だったが、未だ勝ちがないブラントン(0勝2敗ERA2.67)は、今日もランサポート(援護点)に恵まれずに結局4安打4失点でマウンドを降りた。

今日のヒーローはマイク・ムシーナ投手だった。
2003年8月17日(オリオールズ戦)以来となるキャリア22回目の完封劇で勝利をおさめて、4連敗中だったヤンキースの連敗をストップした。

バッターに対する初球の75パーセントがストライクという攻撃的なピッチングで、ボールをよく見極めることで知られるアスレチックス打線を最後まで翻弄させた。

今季3敗目を喫した、ルーキーのジョー・ブラントン投手が自身初となったヤンキースタジアムでの試合後に”今日はピッチャーとしての自分をよく勉強出来た日だった”と語ったように、序盤で失点するも、最後まであきらめないすばらしいピッチングをみせた。
これからもさまざまなことを経験して、どんどんピッチャーとして成長していく姿を楽しみにしたい選手だ。

ヤンキースのトーリ監督は、今日の勝利でヤンキースでの通算勝利数を899勝(キャリア通算では1793勝)とし、ヤンキース史上5人目の900勝監督まであと1勝と迫った。

明日のヤンキースの先発は、未だ勝ちがない不振にあえぐケビン・ブラウン投手(0勝4敗)。
トーリ監督に記念の900勝目をプレゼントして、復調のきっかけにしたいところだ。