2005年MLB 実況後記

2005/04/30 NYヤンキース VS TORブルージェイズ


今日のゲームには痺れた。

全米注目のマッチアップ、サイヤング賞ピッチャーのランディー・ジョンソンとロイ・ハラデーのエース対決は、期待どうりの好ゲームとなった。

2連敗中のヤンキースが、3連勝で勢いにのるブルージェイスをホームに迎えてのシリーズ第一戦。

ヤンキースはいつものオールスター級がずらりと並ぶ先発メンバー。
対するブルージェイスは、前日(デビルレイス戦)のスタメンからメンバーを大きく入れ替え、左腕のランディー・ジョンソン対策として右バッターを8人並べるオーダーを組んできた。

試合は6回を終了するまで、両チームともなかなか突破口を見出せずにいた。
だが、7回表にゲームは意外な形で動いた。

通算の被本塁打数 306本の内、左打者に打たれたのはわずか22本のランディー・ジョンソンが少し油断したのか、ブルージェイス今日唯一の左バッター、エリック・ヒンスキーに2ランホームランを許してしまい、失点。
この失点が命とりになってしまう。

ジョンソンはその後は、立ち直って好投をつづけるも最後まで味方の援護に恵まれず、自らが犯した一球の失投に泣き、今季2敗目を喫した。

ロイ・ハラデーは、昨年は肩の怪我に悩まされたが、昨年4月以来のシャットアウト勝ちで今季4勝目をあげた。

試合時間はわずか2時間8分、文字通り、両エースが最後まで投げ合う”手に汗を握る”投手戦であった。 

それにしても、ヤンキースが勝てない。
昨日の負けで、14年ぶりの4月負け越しがきまってしまう始末。

今日の松井秀喜は、天敵ロイ・ハラデー(23打数4安打)にまったく歯が立たず4打席ノーヒット、外野にボールを飛ばすことさえ出来なかった。

昨日のニューヨークタイムズに、いよいよ松井選手の不調を取り上げる記事が掲載された。
この論調が本格化しないことを心から願うばかりだ。