2005年MLB 実況後記

2005/04/21 STLカージナルス VS CHIカブス


担当試合、今季初のレインディレイゲーム。
アメリカ中西部のこの時期は、いつも天候が安定しない。

ブースの前で、アキ猪瀬さんやスタッフと一緒に談笑しながら待機していた。

普段はみんなバタバタして、ゆっくり話をする機会などあまりないものだが、こういう雨の日は、みんなと貴重な時間を過ごせたりする。
そういう意味でいうと、レインディレイにも、ポジティブがあるものだ。

1時間22分遅れて、試合は無事に開始された。

今日は中地区最大のライバル対決である。
MLBのライバルといえば、派手さで、どうしてもレッドソックスとヤンキースを思い浮かべてしまう。
だけど、この中西部で1892年から続くライバル対決も伝統と熱意では、東海岸に引けを取らない。

雨で試合が1時間以上遅れても、スタンドには今季初対決を楽しみにするファンでぎっしり埋まっていた。
ライバリー(対抗意識)ほど、スポーツを盛り上げるエッセンスは無いようだ。

ゲームは、3対1でカブスが勝利。
あとワンアウトのところで、指のまめをつぶして完投を逃してしまったがカルロス・ザンブラーノが見事なピッチングでカージナルスの打線をブホルスの一発による1点だけに留めた。
打っても、自身キャリア初となる3塁打を放ち貴重な打点もあげた。 24歳とは思えない存在感を放っていた。

好調だったカージナルスは、これで連勝を5でストップ。
田口壮選手には今日は出場機会がなかった。
レフトのレジー・サンダースの位置には、左バッターのジョン・メイブリーがスタメン出場した。

田口選手はスタメンではない日のレインディレイの待ち時間はどのように過ごしているのだろうか?

いつか聞いてみよう。