2005年MLB 実況後記

2005/04/18 BALオリオールズ VS NYヤンキース


風邪をひいて少し苦しそうにしていた
神尾義弘さんとのコンビ。

オリオールズにとっては、
対ヤンキース戦では久しぶりとなるシリーズ
3連勝(スイープ)をかけての最終第3戦。 
スタンドには、ホウキ(スイープ)を持参して応援する
オリオールズの“通な”ファンの姿がたくさん見受けられた。

試合は、今シーズン初先発となったベテラン、ケビン・ブラウン(ヤンキース)
が序盤 から6失点を喫して、オリオールズが8対4で勝利し、
あっさりとスイープを完成させた。
ヤンキースにとっては、開幕から好調を維持する同地区のオリオールズにさらに、自信を与えてしまいそうな実に痛いスイープ負けとなってしまった。

現在、東地区最下位(4勝8敗)と、波に乗れないヤンキースに対して、とうとう、あの名物オーナーのスタインブレナー氏が沈黙を破って、不満を露にしたことをニューヨークタイムスが報じた。

「球界最高給チームのこの戦いぶりはいったいどうなっているんだ! 私は失望している。
トーリ(監督)をはじめ、コーチ陣、選手たち、全員もっと真のヤンキースらしく戦ってもらわないといけない!」

ヤンキースの4番を任されている、松井秀喜選手もこの日は2安打するものの、チャンスでの打席ではホームにランナーを帰すことができなかった。
松井選手といえども、少し打てなくなるとNYのメディアはすぐに噛み付いてくる。

スタインブレナー氏が所有する競走馬が、現在ケンタッキーダービーの優勝候補にあげられていて、めっきりその話題でのマスコミ登場が多くなっていた氏の、久しぶりとなるヤンキースに対するコメントが、選手たちに緊張感を与えたのは確かだろう。

ヤンキースも早くエンジンを始動させないとスタインブレナー氏の鉄拳がまたいつ飛んできてもおかしくない。
明日から、ヤンキースはホームに戻って最下位で並んでいる、同地区デビルレイスとのシリーズが始まる。